中国主席の訪日予定、成果必要との観点から日中で連携=官房長官
[東京 2日 ロイター] – 菅義偉官房長官は2日午前の会見で、新型コロナウィルスの感染が拡大する中で、習近平・中国国家主席の訪日は現時点で予定通りだが、十分な成果を出すという観点から中国側と調整中だと述べた。
同長官は「先週の日中外相会談や中国外交担当トップの楊潔チ・共産党政治局員の来日の機会に、習近平主席の来日について議論を行ってきた」とし、「十分な成果を挙げる必要があるとの観点から、日中間で連携していく」と述べた。同長官はこれまでも、訪日は予定通り行われると発言してきた。
一方、安倍晋三首相が全国の小中学校などの一斉休校を決めたことに対し批判や戸惑いが広がっていることについては「さまざまな問題に、政府として責任をもって対処する」と述べた。
関連記事
最近、米テック大手が就労ビザ保有社員に海外渡航の自粛を呼びかけている。在外公館での審査遅延と安全保障を理由とした審査厳格化により、出国後に再入国できなくなるリスクが高まっているためだ。
米アリゾナ州フェニックスでこのほど開催された保守派集会「アメリカ・フェスト」は、米保守活動家チャーリー・カーク […]
国内ではファイヤーフォールを敷き、海外では世論戦を仕掛ける中共。では、中共のプロパガンダをいかに見分ければいいのか。習近平個人への批判は避けたり、法輪功迫害などの人権問題に沈黙する言説を流す人物は、中共の買収されているあるいは影響下にある可能性があると専門家はいう
中国共産党の日本への渡航自粛呼びかけで、打撃受ける中国系企業はどこか
世界が注目。ブルームバーグが選ぶ2026年の旅行先に台湾。夜市の熱気と食文化で、台北が存在感を強めている。