イスラエル、新たに5カ国からの渡航者に隔離義務 新型ウイルスで

[エルサレム 4日 ロイター] – イスラエルは4日、ドイツ、フランス、スペイン、オーストリア、スイスからの渡航者に対し、新型コロナウイルス関連で自宅隔離を義務付ける措置を発表した。保健当局によると、隔離措置の手配ができていることを事前に示さないかぎり、これら諸国からの渡航は許可されないという。これら諸国からの観光客は、事実上遮断されたことになる。

また、これら諸国から帰国したイスラエル人に対しては、14日間の自宅隔離が義務付けられた。 

イスラエルはこれまでにも、イタリア、中国、シンガポールからの航空便について規制を発動している。

一方、イスラエル軍は、新型ウイルス関連の保健当局の指示に従い、アメリカ欧州軍の「ジュニパー・コブラ」軍事演習を中止すると発表した。この演習は3日から13日までの予定で開始されていた。

4日に発表された保健当局の指示にはこのほか、イスラエルで開催予定だった全国際会議の中止、5000人以上が参加する会合の中止などの措置が含まれている。

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