南ア、初の新型ウイルス感染者 イタリアに渡航歴

[ケープタウン 5日 ロイター] – 南アフリカ保健省は5日、初の新型コロナウイルス感染者が確認されたと明らかにした。感染したのは38歳の男性で、イタリアへの渡航歴があり、今月3日以降、自主隔離の状態にあるという。

保健省によると、男性は妻とともに10人規模の旅行ツアーに参加し、今月1日に帰国した。

ムキゼ保健相は、男性との接触者の追跡を開始すると表明した。

ラマポーザ大統領は、新型ウイルスの流行が観光に及ぼす影響は甚大で、国内経済への悪影響は免れないと警告。その上でオープンな形で対策を打ち出していくと明らかにした。

*本文の誤字を修正しました。

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