米政府、ファーウェイ輸出規制強化巡る閣僚級会合を再び延期

[ワシントン 11日 ロイター] – 関係筋によると、米政府は11日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]と同国に対する輸出規制強化について協議する閣僚級会合を再び延期した。会合は当初2月28日の予定だったが、3月11日に変更されていた。

ロイターは今後の開催日程を確認できていないが、関係筋によると、会合にはロス商務長官、エスパー国防長官、ポンペオ国務長官、ムニューシン財務長官が出席する見通し。

米国の技術が用いられている製品について、米国外からのファーウェイへの販売制限を強化する方策などが議題となる。

商務省は昨年5月、安全保障上の懸念を理由に、米政府の許可なく米企業から部品などを購入することを禁止する「エンティティーリスト」にファーフェイを追加したが、同社への供給を断つには措置が不十分との不満の声が政権内部で上がっている。

2月には次官級会合が行われたが、具体的な提言はなかったという。

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