GettyImages

春には酸っぱいものより、甘いものを食べるべし?

唐代の名医である孫思邈(そんしばく)は、「春には酸味の食物を控え、甘味の食物を増して脾の気を養うべき」と記しています。それは、酸味の収れん作用は陽気の活動を抑制し、甘味は脾の気を補い陽気の活動を助ける作用があるからです。

また、春の食事はあっさりしたものを選び、生のものや冷たいものを控えるのが良いでしょう。なぜなら、油っぽい物は消化しにくく陽気の動きを邪魔し、生のものや冷たいものは陽気を抑え陽気の働きを抑制するからです。

その他、「春夏には陽気を養うべし」という養生訓もあり、陽気を養うため温性の春野菜、例えばショウガ、ネギ、ニンニクの苗、ニラ、タデ、ヨモギ、カラシナなどの適量な摂取が望ましいでしょう。

▶ 続きを読む
関連記事
白露の頃は、冷たい食事だけで済ませないことが大切。おにぎり、味噌汁、オクラ小鉢で整えるコンビニ養生です
喉の乾きや午後の疲れが気になる白露に。さんま、里芋、豆乳、梨で、秋の乾燥に備えるコンビニ薬膳ランチ
白露の朝は、乾燥と胃腸の弱りに注意。かぼちゃ、オクラ、卵を煮込んだ温かいお粥で、秋の体をやさしく整えます
白露は、秋の乾燥と冷えが始まる節目。食事、運動、睡眠、保温から、肺を潤し体を守る養生を見直します。
白露を過ぎると、喉や肌の乾きが気になり始めます。鮭の西京焼きとれんこん煮物で、秋の体をやさしく整える薬膳献立。