米NYとLAの市長、レストラン・映画館などに閉鎖指示へ

[ニューヨーク 15日 ロイター] – 米ニューヨーク市とロサンゼルス市の市長は15日、新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせるため、レストランやバー、映画館、劇場に閉鎖を指示する考えを示した。

関係者によると、食事の持ち帰りと宅配のみ認められる。

デブラシオ・ニューヨーク市長は「レストランやバーなど人々が近い距離で座る場所でウイルスが急速に広がる可能性がある」とし、「このサイクルを断ち切る必要がある」と述べた。

ロサンゼルス市のガーセッティ市長は、スポーツジムも閉鎖の対象とする考えを示した。

両市長とも、安易に下した決定ではないことを強調。

デブラシオ氏は、「ニューヨーク市は前例のない脅威に直面しており、戦時のような考え方で対応しなければならない」と理解を求めた。

ニューヨーク市では17日午前9時までに5万店を超えるレストランが閉鎖される見通し。閉鎖の期間は明らかにされていない。

ロサンゼルス市の規制は22日深夜から実施される。

ガーセッティ市長は、閉鎖期間は31日までとしているが、延長の可能性も示唆している。

*内容を追加しました。

関連記事
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]