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言葉による虐待は、情緒不安定や精神疾患に関連 研究で明らかに

言葉での虐待は成長における発達に悪影響を与えるだけでなく、病や情緒不安定といった症状とも関連があるとされています。また言葉での虐待を受けた人は、自尊心が低いという傾向も見られます。

ある心理学者は、言葉の暴力が長期的に見て、子供にどのような悪影響を与えるのかという点を親に教える必要があると述べ、批判的な態度を取ってばかりいると、子供の心に消えない傷が残ると指摘しています。さらに言葉による虐待は、PTSDや自殺願望、摂食障害などの疾患を引き起こす恐れもあります。

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実際のところ、人々は言葉による虐待に遭っていながらも、なかなかそれに気が付いていない場合があります。そのため、言葉での虐待を加える人々に見られるいくつかの特徴をここでご紹介します。

1.わざと相手が失敗を犯すように計画する

加害者は、相手が失敗するということを知っていながら、達成不可能な要求を突き付けます。そして失敗をした際に、相手を存分にこき下ろします。

2.全ての責任が相手にあると思わせる

こうすることで、被害者は自分の考え方だけでなく、自分自身にすら自信が持てなくなってしまいます。

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3.相手が無価値で無能な存在であると思わせる

被害者の願望や欲求など、他人にとっては取るに足らないものと思わせます。

4.いつどこで怒りが爆発するかを予想できない

感情的な虐待を加える人々の行動は、はっきり言って予測不能です。そのため、相手を怒らせないように振舞うことを強いられるため、被害者は結果的に加害者に振り回されてしまいます。

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5.相手が自分にとって無価値な存在として扱う

他の人の面前で被害者をからかったり、その人物がいかに無能であるかということをネタにして馬鹿にするでしょう。その逆に、加害者は自分たちが間違うことなどは決してないといった印象を他の人に与えたがります。

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大切な点は、自分が置かれている状況をしっかりと見極めることです。自分や友人の誰かが言葉による虐待の被害に遭っていると気が付いた際には、すぐに専門家の助けを求めましょう。また信頼のおける友人や家族の助けを求めてもよいでしょう。

身体的または精神的な虐待に値する人など存在しません。感情的、また言葉の虐待の兆候を認めることで、この人目に付きにくい問題に一層効果的に対処できるようになるでしょう。

 

(大紀元日本ウェブ編集部)

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