米国のコロナ対応指針、15日間の終了時に今後を決定=トランプ氏

[23日 ロイター] – トランプ米大統領は22日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて今月出した行動指針の15日間の適用期間終了時に、「どの道を進むのか」について決定を下す考えを示した。

「救済策が問題自体よりも悪いということはあってはならない」とツイートした。踏み込んだ説明はしていない。

トランプ氏は今月16日に出した指針で、10人以上の集会や不要不急の旅行、レストランやバーでの飲食を避けるよう国民に促した。

トランプ政権はそれ以降、積極的な経済対策を打ち出してきた。

新型コロナの感染が拡大するなか、22日はオハイオ、ルイジアナ、デラウェアの3州が住民に外出禁止令を出した。これまで同様の措置を打ち出した他の州を含めると全米人口の3分の1近くが外出禁止の対象となった。

ムニューシン財務長官は先に、国民の多数が対象の移動制限は6月上旬まで10─12週間維持される公算が大きいと指摘した。

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