タイ、「大規模」な景気対策導入へ 雇用維持に照準=副首相

[バンコク 27日 ロイター] – タイのソムキット副首相は27日、新型コロナウイルス感染拡大により打撃を受ける経済を支援するため「大規模」な対策を講じる方針を表明した。

財務相および中央銀行総裁との会合後、記者団に対し、今後2─3カ月の雇用維持に焦点を当てた対策をまとめるよう、財務省に要請したことを明らかにした。

副首相は「新型ウイルスの感染拡大防止に向けた自宅待機措置で、ほとんどの経済活動が停止している」と指摘。「早期の景気回復を実現するため、政府は可能な限り早く感染拡大食い止めに取り組む必要がある。遅れれば、それだけ困難になる」と語った。

景気刺激策の規模はまだ決まっていないとした上で、資金調達に向けた政令を出す用意があると表明した。

タイ政府は今月すでに、新型ウイルス対策として一連の景気刺激策を導入している。[nL4N2BH3DB]

タイの新型コロナ感染者は27日、新たに91人増え、累計1136人となった。死者は1人増え、5人となった。

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