豪州、全ての外国投資案件を審査対象に 新型コロナ危機で

[シドニー 30日 ロイター] – オーストラリアは、新型コロナウイルス危機を受けた企業資産の投げ売りを防ぐため、危機が続く間はあらゆる外国投資案件に外国投資審査委員会(FIRB)による審査を義務付ける。

これまでは関わっている業種によってFIRBの承認が必要となる案件の規模が決められていた。

フライデンバーグ財務相は30日、今回の措置の目的について、国益を守るためと説明。声明文で「これは投資凍結ではない」とした上で、「新型コロナウイルス感染拡大が豪経済と豪企業に圧力をかける中、これらの措置は国益を守るために必要だ」と指摘した。

FIRBは既存・新規の申請について、審査期間を30日間から最大6カ月間に延長する。

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