ノバルティスの薬ではマラリア薬が新型コロナに最有望=CEO

[チューリヒ 29日 ロイター] – スイス製薬大手ノバルティス<NOVN.S>のナラシムハン最高経営責任者(CEO)は、ジェネリック部門サンドのマラリアや紅斑性狼瘡、関節炎向け治療薬ヒドロキシクロロキンが、同社の薬では新型コロナウイルスに最も有望だと語った。スイス紙ソンタグが29日報じた。

ノバルティスはヒドロキシクロロキン1億3000万錠を寄付することを約束している。その上で、新型コロナウイルスへの同薬の適用承認に向けた臨床試験を支援中。

ナラシムハン氏は「動物での実験と、臨床試験から得られた最初のデータは、ヒドロキシクロロキンがコロナウイルスを死滅させることを示している」と述べ、臨床使用の方法を巡ってスイスの病院と共同作業をしていることを明らかにした。しかし、「何かしらを明言するには時期尚早の段階だ」とも強調した。

ノバルティスのがん、抗悪性腫瘍剤「ジャカビ」、多発性硬化症薬「ジレニア」、抗炎症薬「イラリス」の3種が、新型コロナ関連の合併症の治療に効果があるかどうかについて、研究していることも明らかにした。

新型コロナ治療薬では、ドイツのバイエル<BAYGn.DE>やイスラエルのテバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ<TEVA.TA>なども、ヒドロキシクロロキンないし類似の薬の寄付に同意している。米ギリアド・サイエンシズ<GILD.O>は実験薬「レムデシビル」を使う試験を進めている。

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