インド首相が貧困層に謝罪、「コロナ封鎖」策で深刻な被害

[ムンバイ 29日 ロイター] – インドのモディ首相は29日、新型コロナウイルス感染拡大抑制のためのロックダウン(封鎖)措置で経済的・人的被害が深刻化していることについて、国内の貧困層に謝罪した。同首相に対しては、ロックダウン実施前に充分な計画を立てなかったとして批判が高まっている。

首相は24日、21日間の予定で実施するロックダウン措置を発表したが、インドの数百万の貧困層を直撃する結果となった。飢餓に見舞われる人が多数出ているほか、失業した出稼ぎ労働者が都市を逃れ、数百キロを歩いて出身地への帰省を余儀なくされている。29日には、インドのツイッターで「#ModiMadeDisaster」(モディ首相が災害を起こした)のハッシュタグがトレンドのトップとなった。

首相は全国に向けたラジオ演説で、「まず、すべての地方住民に赦しを請いたい。貧しい国民はきっと、自分たちをこのような困難に追い込むとはどういう首相なのか、と思っていることだろう」と述べながらも、ほかに選択肢がなかったとして理解を求めた。

▶ 続きを読む
関連記事
チェコのプラハ市裁判所で、中共官製メディア「光明日報」の特派員、楊藝明被告の初公判が始まった。検察は、記者の身分を隠れみのに中共の情報機関の指示を受け、チェコやスロバキアで政治・経済情報を収集したと主張
IMFは中国の2026年GDP成長率予測を4.5%に下方修正した。不動産市場の低迷や消費・投資の弱さが続くなか、輸出による下支えにも限界があると分析。世界経済の下振れリスクにも警戒
中国共産党が「中国は素晴らしい」と言えば疑われる。では、アメリカ人が絶賛したら? 米反戦団体の中国称賛、その背後に浮かぶ巨額資金網
カナダ国境サービス庁が、カナダ・中国友好関係促進協」の創設者・容翔遠に対する国外退去手続きを開始。中共軍在籍中の人道に対する罪への関与や、永住権申請時の軍歴虚偽申告を問題視
ロシア連邦保安局(FSB)は、極東サハリン州ユジノサハリンスクに駐在する北海道新聞の30代男性記者をスパイ容疑で拘束・逮捕。記者はモスクワに移送され、現地の裁判所は12月12日まで約2か月間の勾留を認めた。