親の離婚、子どもには永遠の心の傷

米国伝統価値研究センター(the Institute for American Values)の学者、エリザベス・マルクワルト(Elizabeth Marquardt)氏が行った調査によると、協議離婚は、夫婦の感情的な傷害を最大限に減らせるが、子どもの心に深い傷が残ることが分かった。米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じた。

マルクワルト氏は18~35歳の1500人を対象に、親の離婚が子どもの心の発達にどのように影響しているのかについて調査した結果、単親家庭の子どもの心に深い傷が残されていることが分かった。

調査結果によると、単親家庭で育った子どもは、親の前でとても気を使い、まるで赤の他人の前にいるような時があり、このような子どもたちは、常に孤独感を感じている。

ヴァージニア大学児童家庭法律センター主任のロベルト氏は「単親家庭で育てられた子どもたちは、回想と陳述というやり方で、抱えている心理問題を解決しなければ、永遠に心の傷を抱えたままで、生きていかなければならない」と指摘している。

(編集・望月 凛)