ロシア、石油減産の用意 サウジは原油安の責任を=大統領

[モスクワ 3日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は3日、ロシアは米国や石油輸出国機構(OPEC)加盟国とともに産油量を大幅に削減する用意があると述べた。またOPECを主導するサウジアラビアには石油価格急落の責任を断固負わせると語った。

プーチン大統領は、ロシア政府当局者や国内石油企業とのテレビ会議で、世界の産油量の約10%に当たる日量1000万バレルの削減を提案した。

またロシアは米国と協力する用意があるとしたほか、ロシアにとって適切な原油価格は1バレル=42ドルであり、減産は第1・四半期の水準から行われるべきとした。

一方、国営ロシア通信(RIA)の報道によると、ノバク・エネルギー相は3日、米国には減産に関する法的制限があるが、柔軟に対応すべきとの見方を示した。

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