倒れた父を見て 7歳の子どもがとった行動とは!?

突然自宅で倒れた父親を見て、7歳のキャメロン(Cameron)くんは慌てて携帯電話で911に電話をかけようとしたが、携帯電話にロックがかかっていた。パスワードを知らないキャメロンくんは近所に助けを求めたが、不在だった。

グリーンビル・カウンティー学校(Greenville County Schools)が公表したビデオによると、キャメロンくんは子ども用自転車に乗って、車がたくさん走る高速道路を走り、8キロも離れたお婆さんの家に助けを求めに行こうとしたという。

偶然にも、エレンウッドサイド小学校(Ellen Woodside Elementary School)のケラー・サザーランド(Keller Sutherland)先生が帰宅中、高速道路を自転車で走るキャメロンくんを目にした。

サザーランド先生は旦那さんに、どうしたことなのか確認するため、戻ったほうが良いと告げ、Uターンした。そこで、教え子であることに気づき、車の窓ガラスを下げ、「キャメロンくん、どうしたの、何かあったの?車がたくさん走る高速道路を走って、どこへいくの」と聞いた。

その時、キャメロンくんはただ「お婆さんに会いに行く」と答えたが、サザーランド先生は異常を察して、続けて「キャメロンくん、お父さんはあなたが家を出たことを知っているの」と質問した。彼は「知らない」と答えた。これは先生にとって何かが発生したという知らせだった。

しばらくしてキャメロンくんはやっと、「お父さんが家で倒れた」と言った。サザーランド先生はすぐ911へ救助の電話をかけた。救急隊員がかけつけた時、キャメロンくんのお父さんは浴室の床に倒れていた。

この事件は学校に重要課題を提起し、携帯電話がロックされていた時、どのように緊急通報するかについて教えることになった。

(翻訳編集:木村かおり)