英国の新型コロナ死者6000人超、政府顧問「感染急増していない」

[ロンドン 7日 ロイター] – 英保健省は7日、英国内の新型コロナウイルス感染症による死者が6日1600GMT(日本時間7日午前1時)時点で786人増え、6159人になったと発表した。

7日0800GMT時点で21万3181人にウイルス検査を実施し、このうち陽性反応を示したのは5万5242人で、6日時点の5万1608人から増加した。

国内の死者のほとんどはイングランドの病院で確認されており、6日時点で758人増え、5655人。

英政府の首席科学顧問パトリック・バランス氏は7日、英国内の新型コロナ感染者数は急増していないとした上で、感染のピークに近付いているかどうかを判断するのは時期尚早との見解を示した。

記者会見で「感染者の増加数はかなり安定している。流行曲線がやや平たん化しつつあるという点で、変化が始まっている可能性がある。ただ今後1週間ほどは様子を見ないと正確には分からない」と指摘。その上で、「増加の加速はみられていない」と述べた。

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