欧州で新型コロナ感染拡大継続、抑制策解除は時期尚早=ECDC

[ロンドン 8日 ロイター] – 欧州連合(EU)の専門機関、欧州疾病予防管理センター(ECDC)は8日、欧州で新型コロナウイルスの感染拡大は継続しており、ピークに達したことを示す兆候は出ていないとの見解を示した。

ECDCは、新型ウイルスによる感染症(COVID-19)以外の死因も含む死者数は、65歳以上の人を中心にベルギー、フランス、イタリア、マルタ、スペイン、スイス、英国で予想水準を超えていることがECDCの死亡率監視システムで確認されたと指摘。イタリアとオーストリアで鈍化の初期兆候が出ているものの、「ピークに達したことを示すものは現時点で何もない」とした。

ECDCのディレクター、アンドレア・アモン氏は、現状を踏まえると「新型ウイルスの感染拡大は今後も継続すると予想される」とし、「感染拡大抑制策を突然解除するのは時期尚早だ」と指摘。感染拡大抑制策の解除の度合いや方法が国ごとに異なると感染が再び広まるリスクがあるとし、解除に当たってEU加盟国の協調が必要になるとの考えを示した。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権がイランとの2週間の一時停戦を発表した。しかし、ホルムズ海峡の封鎖やウラン濃縮、ヒズボラへの攻撃継続など、各国の主張には依然として大きな隔たりがある。緊迫する中、週末から直接協議が始まる
ホルムズ海峡を通過する船舶への通航料徴収が報じられる中、トランプ米大統領がSNSでイランを強く牽制した
イスラエルのネタニヤフ首相は9日、イスラエルがヒズボラの武装解除問題についてレバノンとの直接交渉を開始したと発表した。
中国は、将来の対米衝突に備え、人工知能を用いてイランにおける米軍の作戦を分析し、可視化し、その展開を予測している
トロントでの神韻公演が虚偽の爆破予告により中止された。神韻側は、これが西側社会の芸術の自由を試す北京の妨害工作であると非難。背後にある中国共産党の「国境を越えた弾圧」に対し、自由社会の決意が問われている