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父親に殺されかけた女の子、脳を半分失った後の辛い日々

2012年、当時8ヶ月だったシャイアンちゃんが、実の父親に殺されかけるという事件が発生した。その際、シャイアンちゃんはを半分失うという大きな傷を負うこととなった。

彼女の母エイミーさんは「ほんのちょっとした出来事が、その人の人生を大きく左右することもあるんです」と当時の様子を語った。ある時、夫ジェームスさんに少しの間、子守をするよう頼んだ際、その事件が起きた。ジェームスさんは、慣れない子守に疲れ、苛立ったのか、シャイアンちゃんをわざと落としたという。医療スタッフがかけつけた時、息をしていない状態だったシャイアンちゃんはすぐさまヘリコプターで病院に搬送された。

落下の衝撃で、脳は大量出血、さらに頭蓋骨が砕けており、生きられる可能性はほぼ無い。しかし1ヶ月後、奇跡的な回復を見せたシャイアンちゃんは無事、家に帰ることができた。

父ジェームスさんはシャイアンちゃんに会うことを禁止されており、その後10年の刑期が言い渡された。そんな夫に対してエイミーさんは「彼は私の高校の初恋だった人なんです。10年もの年月を共に過ごしてきたのに、まさか実の娘にこんなことをするなんて思ってもいませんでした」と言った。

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手術の際、脳を半分失うこととなったシャイアンちゃんは、術後1年間は身体中に管を通す生活を送っていたという。さらに、体に障害が残ってしまったため、お気に入りの人形をつかむこともできなければ、歩くことも困難だった。そんな娘の姿を見ていたエイミーさんは、何もしてあげられないことが一番辛かった。

しかし、シャイアンちゃんは成長するにつれ、次第に障害も軽くなっていった。5歳になるまでには外で元気に遊ぶこともできるようになったという。娘の回復ぶりに対し、母エイミーさんは「シャイアンは私の全てよ。だから彼女の将来が素敵なものになることだけを願っているわ」と言った。

事件発生から7年。現在7歳に成長したシャイアンちゃんは他の子供たちに負けないほど元気に成長を続けている。フェイスブックのページでは、シャイアンちゃんの今の様子が書き込まれ、嬉しそうに馬に乗っている写真も公開された。

エイミーさんとシャイアンちゃん。今後も彼女たちの笑顔が絶えないことを祈るばかりだ。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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