<中共ウイルス>台湾高官がWHOへの電子メールを公開、「12月末に人から人への感染を警告した」
世界保健機関(WHO)はこのほど、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の人から人への感染をめぐって、台湾政府は警告しなかったと主張した。これを受けて、台湾の中央感染症指揮センターの陳時中指揮官は4月11日の記者会見で、昨年12月末、WHOに送った電子メールの内容を公開し、台湾政府は当時から中共ウイルスの人から人への感染に警鐘を鳴らしたと強調した。
WHOのテドロス事務局長は4月8日、スイス・ジュネーブの本部で開かれた会見で、記者団から、トランプ米大統領が「WHOが中国寄りだ」と批判したことについて質問が出た。事務局長はトランプ大統領の批判を否定したうえ、突如「台湾から人種差別を3カ月にわたり受けた」と言い出した。さらに、テドロス氏は10日、台湾から受け取った電子メールの中に「人から人への感染」についての内容はなかったとした。
これを受けて、陳時中指揮官は11日の会見で、昨年12月31日にWHOの連絡窓口に送付した電子メールの全文を英語で読み上げた。
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