仏の新型コロナ死者2.1万人強、スペインに迫る

[パリ 22日 ロイター] – フランス保健当局は22日、新型コロナウイルス感染症による死者が544人増加し、累計2万1340人に達したと発表した。死者数は米国、イタリア、スペインに次いで世界で4番目に高く、スペインの2万1717人に迫っている。

死者の増加ペースは2.6%と前日から横ばい。しかし、1週間前の4─5%からは鈍化している。

新型コロナ感染症の入院者数は1.2%(365人)減の2万9741人と、8日連続で減少。集中治療室(ICU)で治療を受けている患者数も4%(215人)減の5218人で、14日連続減となった。

新規感染者数は1827人。累計の感染者は11万9151人で、世界で4番目に多い。増加ペースは1.6%と、前日の2.3%、20日の1.8%から鈍化した。

高齢者施設での感染者および感染疑い例は累計6万2222人。

国内全体での感染者および感染疑い例は累計15万5860人。

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