ベネズエラ大統領、価格統制再開を警告 ガソリン不足で物価急騰

[カラカス 22日 ロイター] – ベネズエラのマドゥロ大統領は22日、新型コロナウイルス感染拡大と急激なガソリン不足でインフレが加速しているとして、生活必需品などへの厳格な価格統制を再開する可能性を警告した。

政府は昨年、約20年間続いた価格統制を緩和した。米国が大統領の人権侵害を非難して制裁を実施したため、輸入や販売面での民間部門の役割を拡大するためだ。しかし石油輸出国機構(OPEC)加盟国でありながら長年にわたり製油所の定期修理や投資を怠った結果、制裁の影響もありガソリン不足で輸送網が混乱し、ここ数週間で物価が急上昇している。

ベネズエラでは、6年目に入るハイパーインフレで経済が崩壊状態にある。

政府当局は20日、農業生産者の代表と会談、費用構造と食品消費価格を評価する作業部会の設置を通知した。大統領は、「民間部門は真剣にならなければならない」とけん制した。

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