仏小売店、政府は来月11日の営業再開を望む=経財相

[パリ 23日 ロイター] – フランスのルメール経済・財務相は23日、全土の都市封鎖(ロックダウン)が解除される来月11日から、レストラン、バー、カフェを除くすべての小売店の営業再開を望むと表明した。

同国は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月中旬から都市封鎖を実施。政府は都市封鎖の解除後もすべての事業が直ちに業務を再開できるわけでないとしている。

同相は国内ラジオ局フランス・アンフォに「公平性を保つため、すべての小売店が5月11日に同じように営業を再開できるようにしたい」と発言。ただ、全国一斉に営業を再開できるのか、地域ごとの営業再開になるのかはまだわからないと述べた。

また同相は「レストラン、バー、カフェは対象外としたい」と発言した。

都市封鎖では特に小売業界が打撃を受けている。

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