フランス、新型コロナ死者2.2万人に迫る 増加ペースは鈍化

[パリ 23日 ロイター] – フランス保健当局は23日、新型コロナウイルス感染症による死者が516人増え、計2万1856人になったと発表した。しかし、死者の増加ペースは2.4%と、前日までの2日間の2.6%から鈍化し、先週の4%強を大きく下回っている。

フランスの死者数は欧州でイタリア、スペインに次いで3番目に多い。

イタリアの死者は累計2万5549人。過去2週間の増加ペースは1.8─2.8%となっている。

スペインの死者数は2万2157人。状況は安定化しつつある兆候を示しているものの、この1週間なお2%強での増加ペースが続いている。

フランスの新型コロナ感染症による入院者数は9日連続で減少。集中治療室(ICU)で治療を受けている患者数も15日連続で減少し、明るい兆しを示している。感染者は累計12万0804人と、前日から1.4%(1653人)増加。疑い例を含む感染総数は15万8183人で、前日から1.5%(2323人)増えた。

関連記事
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。
中国で保守国家秘密法改正案が5月1日から施行される。台湾で中国本土・香港及びマカオに関する業務を担当する大陸委員会(陸委会)は、中国渡航の必要性について慎重に考えるよう呼びかけている。
  オランダの総合情報保安局(AIVD)は、中国共産党によるスパイ活動が、オランダおよび国際社会の安 […]
韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。