【紀元曙光】2020年5月1日
令和の御代になって1年が過ぎた。季節は初夏。陽光に映えるツツジが美しい。
▼自然は変わらないが、人々の暮らしは昨年と全く違うものになってしまった。今年を振り返ると、1月頃から中国武漢での中共ウイルス感染が爆発的に広がり、急速に世界へ、日本へと緊張感が高まってきた。
▼2月から3月は、どうだったか。東京や大阪などの都市部で、「オーバーシュート」「ロックダウン」「クラスター」など得体の知れない横文字が、まるで不気味なウイルスを代替するかのように「繁殖」し、人々の不安をあおった。
▼1か月前、2か月前のその時、私たちは5月1日の現状をどれほど正確に想像していただろうか。小欄の筆者も反省する部分がある。今年の花見は「ブルーシートの宴会は無理だが、小人数で歩きながら見るぐらいは良かろう」と思っていた。甘かった。
▼情況は、どんどん変わる。今は、もっと深刻になることも覚悟しておかなければならない。その上で、深刻にさせない努力を、皆で実行していこう。と言いながら、朝からパチンコ店の前に並ぶ一群をニュースで見ると、ああ情けなや、海外メディアに配信される「日本の恥」を知らぬかと頭をかかえてしまう。
▼時代劇などで、傷口を焼酎で洗っている場面を見る。昔の人は、衛生学など知らないから経験から学んだのだろうが、はじめにその消毒方法を考えた人は偉いと言ってよい。酒造各社が、医療現場で不足している消毒用アルコールの製造に、「もうけは度外視」で名乗りを上げているという。多く聞きたいのは、こういう頼もしいニュースである。
関連記事
冬は腎を中心に、体の土台を静かに整える季節と考えられています。黒豆を軸に五穀を組み合わせることで、五臓の巡りを穏やかに支える食養生の知恵を紹介します。
「なぜか分かる」その感覚は偶然ではない。脳と腸、無意識の記憶が生む直感の正体を、最新科学と研究事例からひも解く。日常の判断や人生の選択に直感をどう活かすかが見えてくる一編。
骨折は特別な転倒だけで起こるものではありません。日常動作から骨を守るために、自宅で無理なくできる2つの簡単運動と食事の工夫を紹介。将来の骨折予防と安心した生活を支える実践法がわかります。
成功の近道を探し続けて、行動が止まっていませんか。本当に結果を変えるのは、特別な秘訣ではなく「当たり前のこと」をやり切る力。その本質と実践の意味を、実体験と具体例から読み解きます。
生姜は冬に役立つ食材ですが、使い方によっては体の温かさを外に逃がしてしまうこともあると考えられています。酢と火の入れ方を工夫した、生姜焼きの一例を紹介します。