テキサス・オハイオ州が経済再開、米州の半分がコロナ制限緩和

[ニューヨーク 1日 ロイター] – 米テキサス、オハイオ両州が1日、新型コロナウイルス流行で休止状態にある経済活動再開に向け、ロックダウン(都市封鎖)措置の段階的緩和に踏み切った。

これによって、米国州のほぼ半分が制限を一部緩和したことになる。しかし、広範な新型コロナ検査を実施する態勢などは整っておらず、感染の第2波を巡る懸念はくすぶっている。

テキサス州ではこの日、入店できる人数を25%に制限する条件で、全ての小売業やレストラン、映画館、ショッピングモールの営業が再開された。

オハイオ州では入院の必要のない不急の手術の再開が許可された。週明け4日からは建設、製造業の活動が再開され、12日からは小売店の営業などの再開が許される。

米疾病対策センター(CDC)によると、4月30日夕時点で米国内の新型コロナ感染者は累計106万2446人と、前日から3万0787人増加した。死者も2349人増え、6万2406人となった。

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