米、イラン系イラク人に制裁 イラン精鋭部隊支援で

[ワシントン 1日 ロイター] – 米財務省は1日、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」による違法な資金調達や海外からの武器密輸に関与したとして、イラン系イラク人の実業家アミール・ディアナト氏と同氏が経営する鉱業会社タイフ・マイニング・サービシズに制裁を課すと発表した。

財務省の声明によると、ディアナト氏は数年間にわたり、コッズ部隊の密輸活動を支援。ミサイルなどの武器の輸送やイランからイエメンへの貨物密輸などを手掛けていたという。

財務省は、米国内にあるディアナト氏やタイフ社の資産を凍結するほか、米企業との取引を禁止した。

またコロンビア特別地区の連邦検事局は、ディアナト氏および同氏と仕事上関係のあったイラン人に対し、マネーロンダリング(資金洗浄)防止法違反の罪などで起訴した。

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