インドネシア、コロナ死者1000人超える 45歳以下は職場復帰へ

[ジャカルタ 12日 ロイター] – インドネシア保健当局は12日、新型コロナウイルス感染による死者が16人増加し、合計で1007人になったと発表した。感染者数は484人増加し、累計で1万4749人。政府は感染拡大抑制策の一部緩和を示唆しているが、感染拡大に歯止めはかかっていない。

インドネシアで最初の感染が確認されたのは3月2日で近隣諸国よりは遅かったが、その後は急速に拡大し、感染による死亡状況は東アジア地域では中国以外では最悪となっている。

感染拡大抑制策は5月末まで実施されるが、政府の新型ウイルス対策本部責任者のドニ・モナルド氏はこの日、防衛・警備、医療保健、食品、金融、通信、物流などを含む11の産業分野で、45歳以下の人たちの職場復帰を許可すると表明。「60歳以上の死亡率が最も高いという事実に基づき、企業に対し比較的若い労働者を優先するよう提案している」と述べた。

保健省報道官も「45歳以下の年齢層は新型ウイルスに対する高い免疫力を持っていると認識している」と述べた。

ただジョコ・ウィドド大統領は、感染拡大抑制策の緩和はデータに基づき慎重に実施する必要があるとの考えを示している。

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