スペイン、7月から観光客受け入れ サッカー1部リーグも6月再開

[マドリード 23日 ロイター] – スペインのサンチェス首相は23日、7月から外国人観光客を再び受け入れる方針を示すとともに、サッカー1部リーグの試合を無観客で6月8日から再開する計画を明らかにした。

新型コロナウイルス感染防止のための都市封鎖で国内経済は打撃を受けており、国民からは経済活動の早期再開を求める声が高まっている。また、極右政党ボックス(VOX)は、セイルの新型コロナ対応を巡り、首相の辞任を求めている。

サンチェス首相は記者会見で「安全策を講じた上で7月から外国人観光客を再び受け入れる。観光業がリスクとならないことを確実にする」と説明した。

外国人観光客の国内経済への貢献度は全体の約8分の1を占める。ロックダウンの影響で3月だけでも100万人近い人が職を失った。同国中央銀行は今年国内経済は最大12%縮小すると予想している。

23日の新型コロナによるスペイン国内の死者は前日から48人増えて2万8678人、感染者は23万5290人だった。

 

 

 

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