ブエノスアイレス封鎖6月7日まで延長、コロナ感染増加止まらず

[ブエノスアイレス 23日 ロイター] – アルゼンチンは23日、ブエノスアイレスで行なっているロックダウン(都市封鎖)を6月7日まで延長するとともに、一部の移動規制を強化した。市内では最近、新型コロナウイルス感染確認が増加している。

フェルナンデス大統領は記者会見で、首都と、感染レベルが2番目に高いブエノスアイレス州地域の間における交通規制を強化すると述べた。

また、前回の封鎖延長時には一部業種の再開が許可されていたが、今回は、首都の高人口密度地域の一部における商業行為と、公共交通機関へのアクセスの規制が再度強化されるという。

3月20日に実施された前回の封鎖期限は24日だったが、一部地域では規制が緩和されていた。一方、商用航空便は9月1日まで運行が禁止で、世界で最も厳格な規制となっている。

23日に確認された感染者は704人と、1日当たりとしては感染拡大開始以来、最高水準の増加幅となった。

政府統計によると、累計感染者数は1万1353人で、大半がブエノスアイレスに集中している。特に低所得地域の被害が最も深刻という。死者数は445人。

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