アストラゼネカとの共同ワクチン、臨床試験の成功確率50%と英大教授

[23日 ロイター] – 英オックスフォード大学が英製薬大手アストラゼネカ<AZN.L>と共同で開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、責任者のエイドリアン・ヒル教授は、現状で臨床試験が成功する確率は50%しかないとの見方を示した。英国内でコロナ感染が急速に減っているため。英紙テレグラフに明らかにした。 

ヒル氏によると、今後の治験は任意の被験者1万人を対象に行うが、コロナ感染率が低下しているため、「結果が出ない」恐れがあるという。同氏は「消えようとしているウイルスとの、時間との競争だ」と語った。

ヒル氏が率いる同大ジェンナー研究所のチームは、試験用ワクチンの第1段階の治験を4月に開始。この段階にこぎ着けたワクチン候補はほんの一握りしかない。

関連記事
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]