スペイン、新型コロナ死者2000人下方修正 なお世界4番目

[マドリード 25日 ロイター] – スペイン保健当局は25日、新型コロナウイルス感染症による累計の死者数を約2000人下方修正した。重複計上があったという。これにより、死者数は計2万6834人となる。

死者数は減少傾向にあり、1日の死者はこの1週間、100人を下回っている。ピーク時の4月初旬の1日の死者数は約950人に達していた。しかし、累計の死者数は現在も世界で4番目に多い。

感染者数も下方修正され、累計23万5400人となった。

また、死者数がスペインに次いで多いフランスでは24日時点での死者数が2万8367人。

フランスの入院者数、集中治療室(ICU)で治療中の患者数は減少傾向にある。感染者数は累計18万2584人。

関連記事
5月6日、フランスのマクロン大統領と欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長はパリで中国共産党党首の習近平と会談し、貿易不均衡とウクライナ戦争に関する懸念を強く伝えた。
習近平のヨーロッパ訪問中、英国防省が中国共産党のハッカー集団によるサイバー攻撃を受けた。
5月3日、「世界報道自由デー」に合わせて、国境なき記者団が報告書を公開した。この報告書では、中国が世界で最も多くの記者を刑務所に送っている国であることが明らかにされている。
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。