フィンランド公共放送、「中国大使館は中国系市民を監視」

フィンランド国営放送「YLE」はこのほど、中国当局による中国系住民への監視と嫌がらせについて報道した。フィンランド安全保障・諜報庁(Supo)は、外国出身者のスパイ活動は以前からあると指摘した。

4月22日、YLEの放送は法輪功の学習者である金昭宇さんの話を取り上げた。金さんは、中国当局と駐フィンランド大使館から指示されたスパイから監視と嫌がらせを受けていると訴えた。

金昭宇さんは2008年、夫とともにフィンランドに移住した。中国国内にいる金さんの母親と妹は、同じく法輪功を修煉しているために、当局に迫害されていた。妹はその後、マレーシアに逃れ、タイなどを経由しフィンランドに亡命した。姉妹は数年間、フィンランド政府やメディア、人権団体に支援を求める活動を行った。その後、中国当局に7年間以上拘禁された母親もフィンランドに亡命できた。

▶ 続きを読む
関連記事
フロリダ、アイオワ、モンタナ、ネブラスカ4州がTP-Linkを相次いで提訴した。Wi-Fiルーターの安全性や中国共産党との関係について消費者に誤解を与えたと主張。TP-Link側は訴えを否定し、独立した米国企業だと反論
中国の10月の大型連休で、各地で数時間の充電待ちが発生し、最長7時間待った例も。充電器の増設が進む一方、需要の集中や設備投資の偏り、業界の過当競争など構造的な問題が浮上
ブランチ米司法長官は、中国共産党による越境弾圧への対応を司法省の「最優先事項」と表明した。FBIや財務省など政府機関のあらゆる手段を活用し、関係者への捜査・訴追を続ける方針を示した
中国経済は「日本化」に向かうのか、それとも「ソ連化」に向かうのか。近年、両説にはそれぞれ支持者がいたが、今、新たに第3の可能性として「ソ連式日本化」が浮上している
中国の俳優・王星が昨年だまされてミャンマー東部ミャワディに連れ去られた事件で、新たな捜査資料が明らかになった。王星は4日間で3回転売され、人身売買組織は学歴やタイピング速度などを基準に被害者を値踏みし、最大20万元で売買していた