中国、国際線の減便措置を6月30日まで延長=米大使館

[北京 29日 ロイター] – 中国民用航空局(CAAC)は、新型コロナウイルスの感染拡大抑制策として導入している国際線の運航制限措置を6月30日まで延長する計画だ。在中国の米国大使館が29日に出した渡航に関する勧告で明らかになった。

中国は海外からの入国者の感染を巡る懸念に対応するため、3月以降、国際線の大幅な減便を実施。本土の航空会社は国際線1路線で週1便、海外の航空会社は週1回の中国便の運航が認められている。●以下追加

米政府は先週、中国政府が米航空会社の中国路線運航再開を妨げていると批判した。米運輸省がウェブサイトに掲載した命令文書によると、デルタ航空<DAL.N>とユナイテッド航空<UAL.O>は6月から中国便の運航を再開したい考え。●ここまで

米国の航空会社はCAACが減便に動く前にサービスを停止しており、中国便を運航していない。●以下追加

CAACは米大使館の勧告文書に関して、既存ルールに変更はないとコメントした。

*内容を追加しました

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