メキシコ、新型コロナ新規感染者が連日過去最多 死者816人増

[メキシコ市 4日 ロイター] – メキシコ保健省が4日に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は4442人となり、前日に記録した過去最多を更新した。死者も816人増加した。

これにより、累計感染者数は10万5680人、死者は1万2545人となった。

メキシコでは今週に入って死者が急増しており、ロペスオブラドール大統領は4日朝の定例会見で政府の対応を擁護した。

「(米国で最も深刻な流行が見られた)ニューヨークのような状況ではない」と述べ、メキシコは感染拡大を抑えられていると主張。人口比での死者はフランス、スペイン、ドイツやブラジルより少ないと指摘した。

保健当局者は最近の死者急増について、集計方法の見直しにより、過去に発生した死亡例が新たに算入されていることが理由だと説明。見直しは継続中だとしている。

米ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによると、メキシコの新型コロナ死者は世界で7番目に多い。

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