北朝鮮、新型コロナで食料不足悪化 制裁措置の再考必要=国連

[ジュネーブ 9日 ロイター] – 国連のキンタナ北朝鮮人権状況特別報告者は9日、北朝鮮における「広範な食料不足と栄養失調」が約5カ月にわたる中国との国境封鎖と新型コロナウイルス感染拡大抑制策で悪化していると警告した。

キンタナ氏は北朝鮮について、対中貿易が3─4月に90%減少するなど新型ウイルス感染拡大で「著しい経済的な困難」に見舞われていると指摘。国連安全保障理事会に対し、食料が確実に供給されるよう、北朝鮮の核・ミサイル開発プログラムに対し導入されている制裁措置を再考するよう呼び掛けた。

同氏によると、北朝鮮では医薬品の価格が急上昇しているほか、都市部では路上生活者が増加。「多くの家族が1日2回しか食事を取れておらず、食べ物はトウモロコシだけの場合もあり、一部は飢餓にひんしている」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
米中央軍がイランに対する「自衛のための空爆」を完了したと発表したわずか数時間後に、今回の攻撃が行われた
訪米中の台湾の最大野党・国民党の鄭麗文主席に思わぬ抗議。鄭氏に対し、中国出身の若者が「共産党を受け入れれば台湾は香港になる」と訴え、会場は騒然となった
米軍ヘリの撃墜に対し、トランプ大統領の指示で米軍がイランへ報復空爆を実施した。平和交渉の大詰めとされた局面での軍事衝突であり、今後の外交交渉や中東地域における緊張のさらなる高まりが懸念される
2026年ワールドカップ開幕を前に、専門家とオッズから優勝候補6か国を分析。スペインを筆頭にフランス、アルゼンチンなど強豪が集結し、戦力や実績をもとに優勝争いの行方を探る
中国共産党(中共)が西太平洋で軍事拡張を強める中、米国は西太平洋の島嶼国パラオで軍用レーダーシステムの整備を進めており、パトリオット地対空ミサイルの配備についても両国が協議していることが明らかになった。