欧州で新型コロナ感染第2波の恐れ、抗議デモ受け当局者など懸念
[ブリュッセル 11日 ロイター] – 欧州連合(EU)の当局者や専門家などは11日、米白人警官による黒人暴行死事件への抗議デモがここ数日間で行われたことにより、欧州での新型コロナウイルス感染第2波が数週間以内に発生する恐れがあるとの懸念を示した。
欧州集中治療医学会(ESICM)のジョゼフ・ケセシオグル会長は記者会見で、「1.5メートルの距離を保つよう忠告しても、皆が隣に並んで立ち、抱き合っている。これに好感を持つことはできない」と指摘。2週間以内に感染第2波が発生する可能性があるとした。
欧州委員会の保健当局者、マーティン・セーシェル氏はロイターに対し、「大規模な集会はあらゆる感染性呼吸器疾患の主要な伝染経路になり得る」とし、数週間前よりは収まっているものの、新型ウイルスが消えたわけではないと警告。感染第2波の可能性や規模はソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)措置が効果的に維持されているかなどの要因によるが、その多くは依然として不明とした。
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