米、香港通した資本移動制限検討 中国の統制強化受け=財務長官

[ワシントン 11日 ロイター] – ムニューシン米財務長官は11日、中国が香港統制を強める「香港国家安全法」導入を決めたことを受け、米政府は香港を通した資本の流れの制限を含む多様な措置を検討していると明らかにした。

ムニューシン長官はテレビ会議方式で実施した記者会見で、中国による香港統制の強化への対応は、トランプ政権の資本市場作業部会を通して主に決定されると表明。

香港市場を通した資本の流れを制限する措置は検討されているかとの質問に対しては、「検討しているが、早まった判断をするようなことはしたくない。多様な提案を行いたい」と述べた。

その上で、資本市場作業部会は中国企業に関連する会計問題などを精査した上で、「現況に対応しながら、われわれの資本市場を保護する」最適なバランスを探る詳細な報告書を取りまとめると述べた。

中国との通商問題については、中国は第1段階の合意を順守するとみているとしながらも、「動向を注視している」と述べた。

関連記事
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]
2024年4月30日、上海発香港行きの香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」CX341便は悪天候に遭遇し、2度も香港への着陸に失敗した。同便での恐怖体験について一部乗客は振り返っている。
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。