原油先物、週間で下落 新型コロナ感染第2波巡る懸念で

[ニューヨーク 12日 ロイター] – 米国時間の原油先物価格はほぼ変わらずとなった。ただ週間では4月以降で初めて下落。新型コロナウイルス感染第2波が燃料需要を抑制するとの懸念を受けた。

清算値は北海ブレント先物<LCOc1>が0.18ドル高の1バレル=38.73ドル。米WTI原油先物<CLc1>は0.08ドル安の36.26ドル。

両先物とも週間では約8%下落。4月に付けた安値から前週まで6週連続で上昇していた。

米国ではテキサス、アリゾナを含む一部少数の州で新型コロナ感染症による入院者数が足元で急増し、米経済の再開が感染第2波を引き起こす懸念が強まった。

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