米国、中国航空会社の増便要請を拒否 緊張高める意図ないと説明

[ワシントン 19日 ロイター] – 米運輸省は19日、米中間の航空便について、中国航空会社からの増便要請を拒否したことを明らかにした。その上で、渡航制限を巡る緊張を高める意図はないと説明した。

同省は声明で、2国間で予定される旅客サービスの「同等性を維持」するための決定だとし、中国当局が米航空会社に関係する方針を変更すれば、決定を見直す用意があると表明した。

あくまでも手続き上の問題であり、米国が緊張を高めようとしていると受け止めるべきではないと中国当局に伝えたという。

同省は15日、米中両政府がそれぞれ週4便の米中航空便の運航を認めると発表した。

同省はこの際、今後も米中旅客便の完全な運航再開を求めていくと表明。「中国政府が米航空会社による運航拡大を許可すれば、米国もそれに応じた対応をする」としていた。

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