日本、イージス・アショア配備再開も 海上や沿岸に発射台設置案

[東京 10日 ロイター] – 配備手続きの停止を決めた迎撃ミサイルシステム、イージス・アショアについて、日本政府が再び計画を進める可能性があることが10日、明らかになった。関係者によると、レーダーと発射台を別々の場所に設置し、ブースター落下の危険性を取り除くことを検討しているという。

河野太郎外相は6月中旬、迎撃ミサイルのブースターを安全に落下させることが困難などとして、イージス・アショアを山口県と秋田県に配備する手続きを停止すると発表した。

しかし、事情に詳しい同関係者によると、日本政府はロッキード・マーチン<LMT.N>製のレーダーを取得する契約を解除していない。米政府の提案に基づき、他の場所に配備が可能か、技術的な調査を進めることを検討している。

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