フィリピン、8月1日から長期ビザ保有外国人の入国許可へ

[マニラ 17日 ロイター] – フィリピンは8月1日から、長期滞在ビザを持つ外国人の入国を許可する。ロケ大統領報道官が17日明らかにしたもので、新型コロナウイルス感染拡大抑制のための一部規制を段階的に解除する一環。

許可の対象はすでに発給された有効な長期ビザを持つ外国人で、入国時に隔離を求められる。

ロケ報道官はロイターに、長期ビザ保有者は、フィリピンに在住し仕事をしている外国人と説明した。

空港の受け入れ能力の上限により、新規の入国ビザ申請は受け付けず、帰国するフィリピン人を優先するという。

フィリピンは3月に感染拡大抑制のため外国人の入国を禁止。フィリピン人と外国の外交関係者のみが入国を許可されている。

フィリピンで確認されている感染者は累計6万1266人、関連する死者は1643人と、東南アジア諸国ではインドネシアに次いで多い。

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