アングル:米国に再び医療危機、第2波で一般患者が治療先送り

Sharon Bernstein

[13日 ロイター] – 「テキサス州のある男性は、脳腫瘍がソフトボール大になるまで来院しなかった」「ある乳児は、6日間も耳の感染症に苦しんだ」「亡くなった人は心臓病があった」――。

米国各地から寄せられたこれらの事例は、新型コロナウイルス感染が再び急増する中で、新たな医療危機が発生していることを物語っている。病院がコロナ対応で手いっぱいになっている上に、患者も感染への恐怖から来院しない、あるいは緊急性のない病気と診断された場合、適切な治療を受けられないためだ。

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