カナダ当局、若年層のウイルス感染拡大を懸念

[オタワ 21日 ロイター] – カナダの公衆衛生担当高官は21日、最近の国内の新型コロナウイルス感染者増加について、経済活動の再開に伴い予想されていたことだと指摘した上で、若年層の間で感染が広がっていることへの懸念を示した。

国内の1日当たり感染者は約460人で、1カ月前の300人を上回っている。国内10州では3月に導入された行動規制が段階的に解除されている。

同高官は、各州は慎重に活動再開を進めているが、感染の急増は誰もが予想していたことだとの見方を示した。

その上で、新規感染者の約55%は若年層で、その割合は5月の約3分の1から増加していると述べ、懸念を示した。

カナダの国内感染者は累計11万1124人、死者は8858人で、 感染率は米国を大きく下回っている。

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