韓国大邱市の新型コロナ感染者、実際よりもかなり多い可能性=調査

[ソウル 22日 ロイター] – 韓国の大邱市で実施された調査で9人に1人が新型コロナウイルスの抗体を保有していることが明らかになった。これまで考えられたよりも感染者がかなり多い可能性が示された。

調査結果によると、人口250万人の大邱市で約18万5290人がこれまでに新型コロナに感染した可能性があり、「新型コロナと診断されていない件数は大邱市のPCR検査で確認された件数の27倍に上ると推測される」という。

調査は5月25日から6月5日にかけて、検査を受けたことがない198人の市民を対象に行われた。その結果、15人(7.6%)が抗体を保有していた。

6月6日時点で同市内の感染者は6886人だったとしている。

現地メディアによると、国際学術誌「大韓医学会誌」(JKMS)に16日に掲載された調査結果が21日夜に公表された。

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