【紀元曙光】2020年7月27日
(前稿より続く)形骸化したイデオロギーではあるが、天安門に毛沢東の肖像画がかかっている限り、その邪霊は、人心を狂わす妖気を中国全土に放ち続ける。
▼中国人よ。正気を取り戻してほしい。ただし、そのために一つだけ、今すぐにやらなければならないことがある。あなたは、中共の洗脳の鉄鎖を断ち切り、ただちに中共から離脱するのだ。九文字の「真言」を心から唱えよ。さもなくば、あなたの命は中共とともに消滅してしまう。中国共産党は、まもなく暗黒の地獄へ落ちる。もう時間はないのだ。
▼不正蓄財した高級幹部が、たとえ海外へ逃亡しても、この最後の審判から逃げられはしない。全ては因果応報。罪ある者には、必ず天罰が下る。
▼その中共の指導者たちは、一体、どこへ行ったのだろう。未曾有の水害が各所で発生し、その実数が分からぬほど膨大な数の被災者が生じているというのに、誰一人として、被災地に赴き、たとえ政治上のポーズでも陣頭指揮をとる人間がいないのだ。全く顔が見えないのは、異常なことと言わねばならない。
▼ウイルス感染を恐れてのことだけではあるまい。例えば、2008年5月の四川大地震のときには、当時の温家宝首相が被災地へ飛んでいき、救助隊と被災者を励ます「美談」を演じた。今回は誰も行かない。もっとも、2月あたりの武漢肺炎の頃から、習近平氏の影は薄かった。画像に映る表情に、全く生気がないのである。
▼中国共産党の上層部は今、確実に空洞化している。誰も本気で、この体制を守るために自ら骨折りしようとはしない。なにしろ自分の身さえ、危険なのだから。(次稿に続く)
関連記事
身近な卵が、実は脳や筋肉、目の健康まで支える完全栄養食だと知っていますか?最新研究と実用的なコツから、卵の本当の力と毎日の取り入れ方を分かりやすく紹介します。
第一次世界大戦の塹壕で、敵同士の兵士が同じクリスマスの賛美歌を歌い、銃を置いた夜があった。天使ではなく、人の声が「地に平和あれ」を響かせた奇跡の物語
冬の冷えで不調を感じやすい季節に。中医学の考え方から、腎を温め心と脳を守る「にらラーメン」を解説。身近な食材でできる、冬の養生をやさしく学べる一編です。
抗うつ薬は本当に「脳の不調」を治しているのか。元FDA医師が、化学的不均衡説の限界と長期投薬のリスクを指摘し、うつ病治療を根本から見直す必要性を訴えます。
なぜ私たちは、気づかぬうちにネガティブ思考の渦に飲み込まれてしまうのか。脳科学と最新研究から「絶望のループ」の正体をひもとき、抜け出すための具体的なヒントを探ります。