米コロナ死者、3週連続増の6300人超 新規感染者は6週ぶり減少

[27日 ロイター] – ロイターの分析によると、米国の新型コロナウイルス感染症による死者が26日までの7日間で6300人超と、3週連続で増加した。新規感染者数は2%減と、6週間ぶりに減少に転じた。

ロイターの集計では、新型コロナ感染症による死者は15州で2週連続増加。テキサス州では過去7日に1000人を超える人が亡くなった。これは同州での累計の死者5000人強の20%に相当する。

過去1週間の新規感染者数は約46万人。うち約20万人はカリフォルニア、フロリダ、テキサスの各州で報告された。ただ、フロリダとテキサスの2州では前週比で減少した。

感染者数は30州で前週から増加。感染状況が改善していたニュージャージー州でも増加した。

コロナ検査の陽性率は全米で8.1%と、前週の8.5%から低下。しかし、世界保健機関(WHO)が危険水準と見なす5%をなお上回っている。

州別では32州がこの5%を上回り、アリゾナ州は23%、ミシシッピ州は22%、フロリダ州とアラバマ州は19%と高水準となっている。

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