中国、カナダ人に死刑判決 華為技術幹部逮捕後で3人目

[北京 6日 ロイター] – 中国広東省広州市の中級人民法院(地裁)は6日、薬物製造の罪に問われたカナダ人の被告に死刑判決を言い渡した。

薬物関連の罪によるカナダ人への死刑判決は、2018年にカナダ当局が華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)を逮捕して以降、3人目となる。カナダが米当局の要請で孟氏を逮捕したのをきっかけに、中国とカナダの関係は急速に悪化している。

中級人民法院のウェブサイトに掲載された通達によると、死刑判決を受けたのはXu Weihongという名前のカナダ人。詳しい罪状は明らかにしていない。

▶ 続きを読む
関連記事
EUがXに対し、約1億4千万ドルの制裁金を科したことを受け、アメリカ政府が強く反発している。米通商代表部は12 […]
FIFAは反発を受け、2026年W杯で「サポーター向け」60ドル特別チケットを導入する。各試合400~750枚を各国協会に配分し、熱心な代表サポーターを優先支援する方針だ。高騰批判を受けた価格戦略を大きく見直した形となる
香港の元メディア界の大物、黎智英氏が15日、香港の裁判所で国家安全維持法違反により有罪と認定された。判決後、親族や英国、カナダの政府が相次いで批判した
中国人富豪による米国での代理出産が急増する中、100人以上の子をもうけたとされる実業家・徐波に対し、米ロサンゼルスの家庭裁判所は「通常の養育範囲を超える」として親権認定を拒否した。制度の隙を突く動きに米当局の注目が集まっている。
米パデュー大学は敵対国とされる国々、中共やイランなどからの学生を受け入れない方針を決定した。専門家は、中共が留学生を情報活動に利用してきた実態を指摘し、その影響で多くの中国人学生が貴重な海外留学や研究の機会を失うことになったと指摘。