トランプ政権、コロナ感染疑われる市民の入国禁止を検討=高官

[ワシントン 10日 ロイター] – トランプ米政権は、新型コロナウイルスへの感染が疑われる市民や永住権保持者の入国を禁止する措置を検討している。政権高官がロイターに明らかにした。

この高官によると、新型コロナやその他の病気に感染していると「合理的に」考えられる個人の入国を禁止する権限を政府に与える規則案が検討されている。内容は確定しておらず、変更される可能性があるという。

ロイターは5月、メキシコで新型コロナ感染拡大が深刻化した場合、米国とメキシコの二重国籍者が米国に避難し、国内の医療体制を一段と圧迫する可能性を米政府当局者が懸念していると報じた。

高官によると、規則案は米疾病対策センター(CDC)が発表する見通し。トランプ政権の新型コロナ対策チームが週内に提案を実行に移すことは想定されていないが、予定は変更される可能性もあるという。

規則案については米紙ニューヨ-ク・タイムズ(NYT)が先に報じた。

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