米、週間のコロナ死者2%増の7400人 新規感染者は4週連続減

[17日 ロイター] – ロイターの集計によると、16日までの1週間の米国の新型コロナウイルス感染症による死者が前週比2%増加し、約7400人となった。1日に約1000人が亡くなったことになる。国内の累計死者数は17万人を超える。

一方、同週の新規感染者数は36万人と4週連続で減少し、7月中旬の46万8000人から改善。しかし、累計の感染者は542万人超で、世界全体の感染者数の約4分の1を占める。

州別ではルイジアナ州の感染者数が前週比44%、アーカンソー州が41%、サウスカロライナ州が30%減と改善した。

一方、カリフォルニア州は集計の遅れが一因で32%増となったほか、サウスダコタ州では4週連続で増加した。

COVID追跡プロジェクトのデータによると、コロナ検査の陽性率は全米平均で7%と、前週の8%から低下。

州別では30州超で世界保健機関(WHO)が指標とする5%の水準を上回り、ミシシッピ、ネバダ、フロリダ、アイダホ各州では16%を超える高水準となった。

陽性率が5%以下の水準にとどまったのは16州のみ。一時は米国のコロナ震源地だったニューヨーク州に加え、コネティカット、メーン、バーモント各州では1%未満となった。

ニューヨーク州のクオモ知事は、早ければ24日から州内のジム営業再開を容認する方針を示した。当面は利用者を33%の水準に制限し、施設内でのマスク着用義務化などが条件となるほか、空調システムが特定の安全指針を満たす必要がある。

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