アルゼンチン、債務再編計画を米SECに提出 債権者団は支持

[ロンドン/ブエノスアイレス 17日 ロイター] – アルゼンチン政府は17日、修正を加えた債務再編計画を米証券取引委員会(SEC)に提出した。債権者側は支持する意向を改めて示した。

政府は16日付の官報で修正後の再編計画を既に公表、債権者側の承認期限を8月28日に設定した。

経済省は声明で「投資家全てに修正後の条件案を検討し、アルゼンチンの景気回復に向けた持続可能な道を切り開く取り組みに参加するよう呼び掛ける」と表明した。

これまで政府との債務再編交渉を進めてきた債権者団のうちブラックロック、アシュモア、アライアンスバーンスタインを含む複数の主要メンバーは最新の再編計画を支持する意向を改めて示した。

債権者側の声明は「アドホック・アルゼンチン・ボンドホルダー・グループ」と「エクスチェンジ・ボンドホルダー・グループ」が再編計画への支持を確認したとしている。

アルゼン政府と主要債権者グループは650億ドルの債務再編を巡り何カ月も交渉を続けてきたが、今月4日にようやく原則合意した。

経済省によると、再編案成立の可否については早ければ今月31日に発表する予定で、計画の実施日は9月4日前後になる見通し。

一方、ブエノスアイレス州政府は17日、70億ドルに上る同州債務の再編交渉の期限を9月11日まで延長したと発表した。

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